2021年度新人自己紹介

 

桜の季節も終わり、新緑が美しく、過ごしやすい大変清々しい季節になってきました。
しかし相変わらず新型コロナウイルスの影響で、何をするにも気を遣わなければならない日々が続いています。
1日も早い収束を祈るばかりです。

 

今回ブログを担当させていただきます、4月から入職しました看護スタッフの小掠柚花(おぐらゆか)と申します。
皆さんに少しでも私のことを知っていただきたいと思い、私が助産師を目指したきっかけをお話させていただきます。

 

私は小学校1年生からバスケットボールをしていたこともあり、怪我をして病院に通うことがよくありました。
そこで怪我をして落ち込んでいる私に看護師さんがいつも励ます言葉をかけてくださったり、お世話をしてくださったことから、自分自身も患者さんを元気づけられる看護師になりたいと思うようになりました。
そして、高校生の時にいろいろな職業について学ぶ機会があり、助産師という職業を知りました。
その時、お産に立ち会ったことはなかったのですが、ドラマでの出産シーンやドキュメンタリー番組での出産シーンを見て感動し、新しい命の誕生に携わる職業につきたいと思い、助産師になろうと決心しました。
看護学生の時に、母性実習で初めてお産に立ち会わせていただきました。
その際、赤ちゃんの生命力、お母さんの産もうとする力にとても感動し、また、現場で働く助産師さんの姿を見て改めて助産師になりたいという気持ちが強くなりました。

 

3年間の看護学校を卒業し、看護師の資格を取り、助産学校を受験し1年間勉強・実習をさせていただきました。
いろいろな病院や助産院での実習では、辛いこともありましたが、実習施設のスタッフの方々やコロナ禍でも受け持ちを受け入れてくださった産婦さん、ご家族、仲間のおかげでなんとか助産師になることが出来ました。
そしてこの白子ウィメンズホスピタルに入職し、大きな喜び、そして責任を感じながら日々を過ごしております。

 

私の目標は、出産のお手伝いや産後のケアを通じて、地域に貢献できる助産師になることです。
また、産婦さんとのコミュニケーションを大切にし、常に明るく笑顔で寄り添えるように心がけていきたいと思います。
そして、産婦さんやご家族に安心・安全で満足のゆくお産をしていただき、その後の育児がより良くなるようにお手伝いしたと思います。
わからない事があれば、先輩方にご指導いただきながら、日々成長できるよう勉強しています。

 

不慣れなことも多々あり、至らないところばかりですが、一生懸命頑張りたいと思います。
これからどうぞよろしくお願いいたします。

子宮頸がんワクチン接種について

最新情報はこちらになります。
 

1.    子宮頸がんとは
子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することで発症します。
日本で毎年約10万人の若い女性が子宮頸がんを発症し、毎年約3000人が尊い命を落としています。
日本の若い女性の健診率は低く、早期発見が難しいのが現状で、若い女性の子宮頸がんが明らかに増えてきています。また、検診を受けていても診断がつきにくい種類の腺がんも増えています。
 
2.    ヒトパピローマウィルス(HPV)とは
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
 
3.    子宮頸がんワクチン
定期健診とワクチン接種の両方が、女性のために非常に重要です。
子宮頸がん予防のためにHPV感染を防ぐワクチンが開発されました。子宮頸がんワクチン接種により、若い女性の健康を脅かす子宮頸がんの発症を約7割予防することができます。
報道されているワクチン接種後のいくつかの症状は、ワクチンそのものによるものではなく、主に接種時の痛みなどによる反応です。痛みや副反応について丁寧に説明することで、最近は接種する方が増えてきています。
副反応が出た場合は、予防接種法により救済がされるワクチンです。
 
4.    標準的なワクチン接種スケジュール
2価ワクチン「サーバリックス」と4価ワクチン「ガーダシル」は定期予防接種ワクチンです。
定期接種対象年齢は、小学校6年から高校1年相当で、予防接種法に則り無料で接種できます。
3回接種により抗体を獲得することができます。2回目接種は1回目接種から1~2か月後、3回目は1回目から半年後に接種をします。
3種類目のワクチンである9価ワクチン「シルガード9」が、日本でも使用できるようになりました。高校2年生になってしまい、定期予防接種として受けられない方は、9価ワクチンを選ぶ方が増えると思われます。
しかし、このワクチンは定期予防接種ワクチンではありませんので、自費になります。
 
5.    子宮頸がんワクチン接種について
定期予防接種の子宮頸がんワクチンは4価ワクチン「ガーダシル」をおすすめしています。ワクチン接種は、産婦人科(白子ウィメンズホスピタル)で行っています。
9価ワクチン「シルガード9」も産婦人科で接種を行っていますが、厚労省の指示により全例登録をおこなうワクチンです。そのためのシステムである「ワクチンQダイアリー」への登録が必要です。
初回接種の方はご来院前に「ワクチンQダイアリー」にアクセスし、スマートフォンかタブレット端末で「新規登録」を行って下さい。接種時は毎回必ずスマートフォン等をご持参下さい。

子宮頸がんワクチン接種について

1.    子宮頸がんとは
子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することで発症します。
日本で毎年約10万人の若い女性が子宮頸がんを発症し、毎年約3000人が尊い命を落としています。
日本の若い女性の健診率は低く、早期発見が難しいのが現状で、若い女性の子宮頸がんが明らかに増えてきています。また、検診を受けていても診断がつきにくい種類の腺がんも増えています。
 
2.    ヒトパピローマウィルス(HPV)とは
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
 
3.    子宮頸がんワクチン
定期健診とワクチン接種の両方が、女性のために非常に重要です。
子宮頸がん予防のためにHPV感染を防ぐワクチンが開発されました。子宮頸がんワクチン接種により、若い女性の健康を脅かす子宮頸がんの発症を約7割予防することができます。
報道されているワクチン接種後のいくつかの症状は、ワクチンそのものによるものではなく、主に接種時の痛みなどによる反応です。痛みや副反応について丁寧に説明することで、最近は接種する方が増えてきています。
副反応が出た場合は、予防接種法により救済がされるワクチンです。
 
4.    標準的なワクチン接種スケジュール
2価ワクチン「サーバリックス」と4価ワクチン「ガーダシル」は定期予防接種ワクチンです。
定期接種対象年齢は、小学校6年から高校1年相当で、予防接種法に則り無料で接種できます。
3回接種により抗体を獲得することができます。2回目接種は1回目接種から1~2か月後、3回目は1回目から半年後に接種をします。
3種類目のワクチンである9価ワクチン「シルガード9」が、日本でも使用できるようになりました。高校2年生になってしまい、定期予防接種として受けられない方は、9価ワクチンを選ぶ方が増えると思われます。
しかし、このワクチンは定期予防接種ワクチンではありませんので、自費になります。
 
5.    子宮頸がんワクチン接種について
定期予防接種の子宮頸がんワクチンは4価ワクチン「ガーダシル」をおすすめしています。ワクチン接種は、産婦人科(白子ウィメンズホスピタル)で行っています。
9価ワクチン「シルガード9」も産婦人科で接種を行っていますが、厚労省の指示により全例登録をおこなうワクチンです。そのためのシステムである「ワクチンQダイアリー」への登録が必要です。
初回接種の方はご来院前に「ワクチンQダイアリー」にアクセスし、スマートフォンかタブレット端末で「新規登録」を行って下さい。接種時は毎回必ずスマートフォン等をご持参下さい。