助産師外来

 
2024年3月1日

災害に備える

明るく暖かな日差しに段々と春の気配を感じるようになりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

今回は災害の備えについてお話したいと思います。
2024年1月1日。
新年を迎え、いつもより清々しい朝の空気を感じながら出勤したその日の午後、能登半島地震が起こりました。
私はその時、当院の授乳室にいました。
突然、ママたちや自分のポケットから鳴り響いた警報音。
聞き慣れない音でありながらも警戒心をもたらすその音に、びっくりしながらスマホの画面を見ると、それが緊急地震速報であることがわかりました。
そして、程なくして、揺れを感じました。
ゆーらゆーらとまるで船酔いしているときのような揺れを感じつつ、咄嗟につけたテレビから飛び込んでくるアナウンサーの方の緊迫した声と情報の数々。
今どこで地震が起こっているのか、この場所に危険が及ばないか、様々なことを考えながら過ごしたその時間は、とても長く感じられました。
気象庁は、南海トラフ沿いの大規模地震について、「今後30年以内に発生する確率は70~80%」と発表しています。
自然災害はいつ起こるかわかりません。
しかし、いたずらに恐怖心を抱き続けることは、心を疲弊させることに繋がります。
一生に何度も経験することの出来ない貴重な妊娠・出産・育児の時期を、少しでも安心して過ごしていただくためには、いざという時のための備えが大切であると改めて感じました。

当院でも年に2回、防災訓練を行っています。
この3月にも地震から起こる火災について訓練を実施する予定となっています。
日々、来院される患者様や職員一人ひとりの命を守る備えを私達は行っていきたいと思います。

 

また、ご家庭で出来る備えについてご紹介します。
少しでも参考にしていただければ幸いです。

 

★防災時の5つの心得~お腹の赤ちゃんを守るために~
★あかちゃんとママを守る防災ノート
参考:ギフトフォアプロジェクト

https://giftfor.life/tool/

 

bousainote

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