助産師外来

 
2023年11月1日

インフルエンザ予防

足元でサクサクと音を鳴らす落ち葉や頬をさす木枯らしに、冬の訪れを感じる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
季節の変わり目、体調はいかがでしょうか。
当院でもインフルエンザの予防接種が始まりました。
今回はインフルエンザの予防についてお話させていただきたいと思います。

 

インフルエンザは、一度流行が始まると短期間で多くの人へ感染が広まります。
日本では例年12~3月が流行シーズンです。
インフルエンザを予防する有効な方法としては以下があげられます。

 

1.ワクチン接種
インフルエンザワクチンは感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化を防ぐ効果があるとされています。
※尚、当院ではインフルエンザワクチン接種の予約は不要です。ワクチン接種をご希望の方は、お近くのスタッフへお声がけください。

 

2.外出時の手洗い
インフルエンザに限らず、接触感染や飛沫感染を感染経路とする感染症対策の基本です。
新型コロナウイルスの流行から手洗いを重要視する方も増えたのではないでしょうか。

 

3.適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。
特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つ事も効果的です。

 

4.十分な休養・適度な運動とバランスのとれた栄養摂取
免疫力アップに不可欠な食事として、大豆・乳製品や緑黄色野菜、発酵食品・食物繊維をうまく取り入れることが良いとされています。
また、十分な睡眠やマタニティヨガ、30分程度の軽い散歩なども免疫力が上がるといわれています。

 

妊娠前の女性に比べ、妊娠中は免疫力が低下すると言われています。
そのため、菌やウイルスに感染しないよう、しっかりと予防することが大切です。
また、母体の免疫獲得により、胎盤を介して胎児へも抗体が移行するため、妊娠中のインフルエンザワクチン接種は出生後の乳児の感染予防・重症化防止につながります。

 

これからより一層インフルエンザが流行する時期となっていきます。
今できるだけ早めの予防・行動をしてインフルエンザ対策をしていきましょう。
なにか心配なことや、不安なことがありましたらいつでもご相談ください。
ますます寒い日が続くと思いますが、どうぞ健やかにお過ごしください。

※当コメントは<お誕生記念えほんプレゼント>に
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*提供元:株式会社ベネッセコーポレーション

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