助産師外来

 
2020年9月15日

助産実習が始まりました。

皆さん、こんにちは。
暑さで心身ともに疲れていませんか?
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、今年の夏は長引くと言われています。
引き続き、熱中症には気をつけましょう。

 

さて、毎年この時期になると、助産実習のことを書かせてもらっています。
今回は、助産学生の頃の自分を思い出しながら振り返ってみたいと思います。
私は、助産師になり今年で10年目になります。
あっという間、が私の本音です。

 

私の場合、助産師の資格を取る前に産科ナースとして10年働いていました。
助産実習の間は、その経験が役に立つこともあり、逆に邪魔をすることもあり…、悩みながら学びを得た期間でした。
その中で、10人の分娩介助をさせていただいた産婦さんとご家族には、感謝しかありません。
助産学生として、快く受け入れてくださり、たくさんの学びをいただきました。
あの実習での学びは、助産師として働いている現在に大きく影響しています。

 

一番印象に残っているのが、9例目に受け持たせていただいた産婦さんです。

 

受け持ち時は、6cmの子宮口開大で痛みで疲労し、挨拶しても返事ができない状態でした。
その後も分娩は思うように進行せず、なかなか産婦さんとの関係性を築けませんでした。
私自身も分娩が進行しないことやコミュニケーションが取れないことに辛くて逃げ出したい気持ちでした。

 

でも、産婦さんも頑張っているのだから、学生としてできることはやらせていただこうと思いました。
数時間後、無事に出産され、ご本人も私も安堵でいっぱいでした。

 

この時、私の学びは、コミュニケーションのとり方でした。
痛みに耐えて、我が子を産み出す時間を共有させていただく間、言葉がけの難しさに悩みました。
また、ただ言葉をかけるだけでなく、そばにいて思いを共感することの大切さなど、たくさんの学びをいただきました。
このようにして、助産師の卵は、産婦さんと出会い、産婦さんを思いやる気持ちや産婦さんと誠実に向き合うことを学びます。
そこから机上の勉強とは違う、貴重な経験をさせていただきます。

 

これから出産される妊婦さん、11月後半まで、助産学生は実習に励んでいます。
どうか、この助産師の卵に一言でいいので「頑張って」とお声をかけてあげてください。
きっと、飛び切りの笑顔が返ってくると思います。

 

助産学生の頃の気持ちを振り返り、私自身もこれから指導者として学生との学びを深めていこうと思います。

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