お知らせ
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2026年9月1日
まだまだ暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は「出産は十人十色」というテーマでお話ししたいと思います。
看護師としてこれまでたくさんのお産に関わってきましたが、同じお産は一つとしてありません。
予定日が同じでも、陣痛の始まり方やお産の進み方、痛みの感じ方、赤ちゃんが生まれるまでの時間など、 本当にさまざまです。
陣痛中の過ごし方も人それぞれです。
ベッドで横になって過ごす方もいれば、歩いたり、椅子に座ったり、 四つ這いになったりと、自分が楽だと感じる姿勢を探しながら過ごされる方もいます。
「赤ちゃんも頑張っていると思うと頑張れました」と話される方もいれば、「痛みが強くなると不安でいっぱいになりました」と話される方もいます。
どちらも、その方にとって大切なお産の一場面です。
陣痛が強くなり、「もう無理かもしれない」と涙を流される方もいらっしゃいます。
そんな時には、そばで呼吸を合わせたり、腰や背中をさすったり、お産の進み具合をお伝えしたりしながら、一緒にその時間を乗り 越えていきます。
そして、赤ちゃんが生まれる瞬間。
それまで苦しそうな表情をされていたお母さんが、赤ちゃんの産声を聞いてほっとした表情をされたり、涙を流されたり、「頑張ったね」と声をかけられたりする姿を何度も見てきました。
その瞬間に立ち会うたび、 命が誕生することの尊さを感じます。
一方で、「思っていたようなお産にならなかった」と感じる方もいらっしゃいます。
お産は自分の力だけでは 決められないことも多く、赤ちゃんやお母さんの状態によって予定していた方法を変更することもあります。
どんな経過であっても、その時のお母さんと赤ちゃんにとって一番良い方法を一緒に考えながら進んでいくことが大切だと思っています。
「こんなお産がしたい」と思うことも、とても大切です。
妊娠中からご家族と「どんなお産にしたいか」「お産の時にどう過ごしたいか」を話してみてください。
当院でもバースプランを通して、妊婦さんやご家族の思いをお聞きしています。
「そばにいてほしい」「お産の進み具合を教えてほしい」「赤ちゃんが生まれたら家族で写真を撮りたい」など、 希望は人それぞれです。
すべての希望を叶えられるとは限りませんが、どんな思いで出産を迎えたいのかを知ることは、私たちスタ ッフにとっても、大切なことです。
どんな経過であっても、そこにはお母さんと赤ちゃんだけの大切なお産があります。
これから出産を迎える皆さまも、「自分らしいお産ってどんなお産だろう?」と、ぜひ一度考えてみてくださ い。
皆さまが安心して出産を迎えられるよう、スタッフ一同お手伝いさせていただきます。
お母さんと赤ちゃんにとって、素敵な出会いの日を心より楽しみにしています。